長時間崩れた姿勢でいることが多い

姿勢が悪く、さらに長時間同じ姿勢でいることが多いと、腰の筋肉に負担がかかって痛みが出やすくなります。例えば、前かがみになる作業が多い方、デスクワークで猫背気味の方、長距離を走るドライバーの方などです。

激しいスポーツや過度な動作

過激な動きを伴うスポーツや、重いものを持つ肉体労働など、腰の筋肉を酷使する動作は腰痛の一因になります。ぎっくり腰になったり、慢性的に腰痛に悩まされたりする方も少なくないようです。

運動不足や加齢による筋肉の衰え

腰痛は運動不足や加齢による筋力低下でも起こります。何気ない動作でも腰への負担が大きくなり、痛みが長引くのであまり動かずに筋力が落ちていく…というループに陥りやすいため、要注意です。

体重の増加や合わない寝具

適正体重をオーバーしていると、身体の要である腰への負担が大きくなってしまいます。また、柔らかすぎる寝具で寝ている場合、腰が沈みすぎて痛みを発している可能性もあります。

座って行うストレッチ

1. 椅子に座り、足を4の字に組みます。
2. 胸を張り、背中を反らせます。
3. 膝と足首に手を置いて、お辞儀をするように前へ倒れます。顔は正面を見てください。
4. 20～30秒ほどキープして、お尻の筋肉に効いているのを感じたら、ゆっくり戻します。同様の動きを反対の足でも行ってください。

寝て行うストレッチ

1. 床に寝そべり、足を4の字に組みます。
2. 組んだ足の間から手を入れて、反対の足の膝を掴みます。身体が痛くて膝が掴めない場合は、膝裏で手を組んでも大丈夫です。
3. 掴んだ膝を身体の方へ寄せて、お尻を引き上げます。
4. 頭が上がらないよう注意して、20～30秒ほどキープしたらゆっくり戻します。反対側も同様に行ってください。